当科の取り組み
ライフイベントに応じてキャリア形成が出来るよう、診療科としてのサポートを行っています。仕事や育児と並行して、学位取得を目指すことも可能です。また、子育てを行いながら、多くの女性医師が専門医を取得しています。
仕事と育児の両立
パターンA
育児を優先しながら
診療技術の維持・向上
- 出産
- 大学病院(病棟あり)
- 出産
- 大学病院(病棟なし)
パターンB
育児をしながら
専門医・学位取得
- 市中病院
- 出産
- 市中病院
- 出産
- 大学院
- 出産
- 大学病院
パターンC
専門医・学位取得後に出産
- 市中病院
- 大学院
- 出産
- 大学病院
- 市中病院
夫婦の形:医師×医師、医師×医療職、医師×専業主婦、医師×会社員等
バックアップ体制:近くに両親などがいるかどうかなど、パターンは様々
診療科としてのサポート
- 個々の状況に応じた勤務地勤務条件の設定
- チーム制による負担の分散(大学)
- 男性による育児休業の取得
- 時短勤務医師の当直および拘束の配慮
復帰医師の事例
U先生の場合
(入局14年目 佐賀大学医学部卒業)
経歴
- 1年目
- 長崎大学病院 研修医
- 2年目
- 長崎原爆病院 研修医
- 3年目
- 入局、大学病院勤務
- 4年目
- 長崎医療センター
- 5年目
- 長崎市民病院
- 6年目
- 聖フランシスコ病院
- 7年目
- 嬉野医療センター
- 8年目
- 大学病院 大学院生(消化管グループ)
- 8年目
- 大学病院 大学院入学(消化管グループ)
- 9年目
- 結婚
- 10年目
- 第1子出産(約1年育休、時短勤務)
- 13年目
- 第2子出産(約1年育休、時短勤務)
- 14年目
- 現在
とあるU先生の1日
- 6:30
- 起床、朝食の準備
- 7:00
- こどもたち起床、朝食、準備
- 7:45
- 出発
- 8:00
- 保育園へ送迎
- 8:30
- 出勤
- 16:00
- 退勤
- 16:30
- 保育園へお迎え
- 17:00
- 帰宅→片付け、夕食の準備
- 18:00
- 夫が帰宅、夕食
- 19:30
- お風呂
- 20:45
- こどもたちの寝かせつけ
- 21:30
- 脱出!→家事、自由時間
- 23:00
- 就寝
子育て中の女性医師の専門医取得
約85%
(消化管グループ)
約100%
(肝臓グループ)
約100%
あじさいプロジェクト
「あじさいプロジェクト」は、長崎県全域を対象に医師が仕事と生活の両立を実現するための支援とその環境整備を推進するプロジェクトです。私たちのワークライフバランス実践術として消化器内科の先生も寄稿していますのでご覧ください。